松浦教授らの研究成果が、英国王立化学協会(The Royal Society of Chemistry)の速 報誌「Chemical Communications」のInside Back Coverに掲載されました。
化学・生物応用工学専攻 応用化学講座の松浦教授らは、徳島大薬学部のグループと
共同で、DNAとβ-シート形成ペプチドを光架橋性アミノ酸で連結したコンジュゲート
を合成し、DNAハイブリダイゼーションにより時空間制御された光誘起ペプチド繊維
成長システムの構築に世界で初めて成功しました。人工の外部刺激により分子集合体
の形成を誘起することで、任意のタイミング・場所でタンパク質や細胞の足場を形成
することが可能となり、新しい生体機能材料を提供できると思われます。本成果は、
英国王立化学協会(The Royal Society of Chemistry)の速報誌である「Chemical
Communications 誌」に掲載されるとともに、博士前期課程2年生の植村君の作画によ
るアートワークが同雑誌の51巻31号の裏表紙を飾りました。