化学バイオ系学科
自分の未来を決めるきっかけを、この大学で見つけてみてください
大阪有機化学工業株式会社
先進技術研究所 勤務
- 氏名
- 小林 利沙子
- 出身高校
- 兵庫県立豊岡高等学校
- 卒業/修了等
- 2019年度 化学バイオ系学科 卒業
2021年度 持続性社会創生科学研究科 工学専攻 修了
高校生へのメッセージ
現在、私はスマートフォンやタブレット内部で、基材の貼り付けで使用される接着剤について研究開発しています。普段よく使う身近なモノに使用される製品づくりに、自分も携われていることにやりがいを感じています。
大学、大学院ではウイルスを模倣したナノカプセルの研究をしていました。現在勤めている会社は、就職活動中に研究内容に興味をもち、ご縁があって入社しました。会社では高分子材料を中心に研究開発をしており、大学で研究していたこととは別分野になりますが、大学で学んだ専門知識や経験を活かして、新機能を発揮する材料を開発するため、日々研究に打ち込んでいます。
大学は自由に使える時間が多いので、自分の好きなことや興味をもったことなど、色々なことに挑戦してほしといと思います。私の場合、海外にも興味があったので、大学の短期留学プログラに申し込み、1ヵ月カナダで留学したことがあります。鳥取大学では、学生を支援する様々なプログラムが組み込まれているので、是非活用して自分自身の知見を広め、未来を決めるきっかけになればよいなと思います。大学卒業後は、社会人として働く立場になると思います。そのときに、社会にどう影響を与えたいか、どう貢献していきたいか、自分なりの答えが見つかり、やりたいことや目標が達成することを応援しています。
鳥取大学で挑戦を!
物質・材料研究機構
機能性材料研究拠点 分子機能化学グループ(博士研究員) 勤務
- 氏名
- 佐々木 紀彦
- 出身高校
- 岡山県立岡山操山高等学校
- 卒業/修了等
- 2014年度 物質工学科 卒業
2016年度 化学・生物応用工学専攻 博士前期課程 修了
2020年度 九州大学大学院工学府材料物性工学専攻 博士後期課程 修了/博士(工学)
高校生へのメッセージ
私は物質・材料研究機構にて博士研究員として、研究に従事しています。誰でも簡便に合成しやすく、興味深い機能や物性を有する新規材料である超分子ポリマーの研究を行っています。鳥取大学在学時に学んだ専門的な化学の知識、技術、論理的思考を活かし、世界で最先端の研究を楽しみながら行うことができています。
鳥取大学は、現在の私に欠かせない研究者としての基礎(専門的な知識や技術、コミュニケーション力、思考力)を培った魅力的な場所です。将来に大きな目標のある方、まだこれから自分のしたいことを探す方、どちらの人にとっても大きく躍進できる環境が整っています。世界で活躍されている大学の先生方や一緒に夢を目指す仲間と出会い、ぜひ実りある挑戦を行ってみてはいかがでしょうか?
「ここで学ぶ」選択をして良かった
旭化成株式会社
研究・開発本部 化学・プロセス研究所 無機材料開発部 勤務
- 氏名
- 中村 浩史郎
- 出身高校
- 兵庫県立芦屋高等学校
- 卒業/修了等
- 2014年度 物質工学科 卒業
2016年度 化学・生物応用工学専攻 博士前期課程 修了
2019年度 化学・生物応用工学専攻 博士後期課程 修了/博士(工学)
高校生へのメッセージ
「昨日まで世界になかったものを。」創造すべく、現在、私は旭化成で研究開発に従事しています。自身の実験データでチームや会社を動かし、環境問題の解決に貢献できる新規事業を立ち上げようと日々奮闘中です。
長い在学期間を振り返ると、本学科での講義や研究は本当に充実していたと思います。1年生の基礎的な講義に始まり、徐々に発展的な内容へと知識が繋がっていく過程は美しくも感じたものです。講義で出会う有機・無機・触媒・電気・超分子といった“〇〇化学”のどれもが面白かったですが、醍醐味は4年生で行う卒業研究。自らの手で世界初の発見をする魅力に惹かれた人は、大学院、そして化学者の道へと歩を進めることでしょう。私もその1人。この過程で得られた論理的思考力や忍耐力が、社会に出てからも化学者として活躍する礎になっています。
本学科の教育・研究レベルが心配でしょうか?杞憂です。webで紹介されている学生の受賞数の多さから、先生方の教育に対する熱意はもちろん、学生を学会に参加させられるだけの外部資金の獲得能力や研究レベルの高さも伝わると思います。自ら学び、努力する学生が誠実に評価され、貴重な経験を積める場所です。
私たちの体内から日用品や環境問題に至るまで、身の回りの根幹である化学を存分に学べる環境が本学科にはあります。ここで学ぶ決意に必要なのは、ほんの少しの勇気と、好奇心と、毎朝起きる気力(笑)。私も駆け出しの化学者ではありますが、同じ“化学”を志す、新たな後輩の挑戦を応援しています!
化学を通して低炭素社会へ貢献する
信州大学
工学部 物質化学科(助教) 勤務
- 氏名
- 清水 雅裕
- 出身高校
- 広島県立大門高等学校
- 卒業/修了等
- 2010年度 物質工学科 卒業
2012年度 化学・生物応用工学コース 博士前期課程 修了
2015年度 化学・生物応用工学専攻 博士後期課程 修了/博士(工学)
高校生へのメッセージ
現在、私は信州大学工学部において教員(助教)として、研究・教育に従事しています。専門は電気化学・材料化学で、次世代蓄電池の要素材料開発やめっきなどの表面処理を通じて低炭素社会の実現に貢献できるよう日々研究を行っています。一緒に頑張っている学生さん達と実験結果を精査し、そこから仮説を導き出してはそれを確かめ、次のステップへと進んでいくと新しい発見が待っています。鳥取大学在学中に学んだ専門的な化学知識・論理的思考が今の仕事に非常に役立っています、そして何より化学の面白さに気づかせてくれた物質工学科(現 化学バイオ系学科)の先生方に感謝しています。皆さんも鳥取大学で学んでみませんか?
大学は多くの知識を学べて多くの人と出会える素敵な場所
株式会社出雲村田製作所
製造部技術課 勤務
- 氏名
- 土山 真望子
- 出身高校
- 島根県立大田高等学校
- 卒業/修了等
- 2014年度 物質工学科 卒業
高校生へのメッセージ
スマートフォンなどの電子機器に使用されているセラミックコンデンサという部品を主につくる会社で働いており、普段よく使う身近なモノに使用される製品づくりに自分も携われていることにやりがいを感じています。また、一つの製品をつくるのに多くの人が関わっており、自分が任される仕事への責任感や人との関わりの大切さを改めて感じています。やりたいことが決まっている人やまだ明確でない人など様々だと思いますが、大学は専門知識を得られるだけでなく様々な人と出会える場所だと思います。多くの人と関わっていく中で、ぜひ自分が進みたい道を見つけてください。
自分の未来を決める鍵をこの大学で見つけてみてください。
沢井製薬株式会社
研究開発本部 分析研究部 勤務
- 氏名
- 金谷 雅弘
- 出身高校
- 岡山県立瀬戸高等学校
- 卒業/修了等
- 2012年度 生物応用工学科 卒業
2014年度 化学・生物応用工学専攻 修了
高校生へのメッセージ
私は今、後発医薬品メーカーで研究開発を行っています。自分が開発に携わった薬を通じて、病に苦しむ多くの患者さんを救う手助けが出来ることがこの仕事のやりがいであり魅力です。私がこの職業を志したのは、大学時代に学んだ専門的な知識や経験を卒業後も生かしたいと思った事がきっかけでした。
鳥取大学工学部には多くの学科があり、様々な分野を専門的に学ぶ事ができます。それらの中にはきっと面白い、もっと深く知りたいと思えるものがあります。そしてそれは必ず自分の未来を決める鍵となるはずです。ぜひみなさんもこの大学でその鍵を見つけてみてください。
誠実・挑戦・即実行 ― 日本(人)らしさを武器に世界の舞台へ ―
日本ジッコウ株式会社
技術研究所 勤務
- 氏名
- 長尾 達彦
- 出身高校
- 滝川高等学校
- 卒業/修了等
- 2012年度 生物応用工学科 卒業
2012年度 Aston University 短期留学 [鳥取大学 夏期イギリス英語研修]
2014年度 化学・生物応用工学専攻 博士前期課程 修了
2014年度 深江化成株式会社 営業本部 開発部/OEM営業部/海外営業部 勤務
2015年度 化学・生物応用工学専攻 博士後期課程 入学
高校生へのメッセージ
現在、私はコンクリートやその防食に関わる工法および製品開発に取り組んでいます。コンクリートは様々な要因で劣化現象を引き起こす場合があり、要因の1つとして微生物が生成した硫化水素に起因する硫酸による劣化(微生物腐食)が挙げられ、特に排水処理施設に多く見られます。それら腐食箇所を補修および腐食対策を施す際に用いる工法や製品などの研究開発を行っています。その一方で、大学院にも所属しオキナワモズク由来のフコイダンおよび微生物酵素に関する研究にも携わっています。
在学中のイギリス留学を機に「日本が持つ細やかな技術を世界へ発信したい」と考えるようになり、卒業後、ご縁があり海外営業を経験させて頂きました。アジアを中心とした諸外国は日進月歩発展し続けているのを目の当たりにしましたが、その一方でインフラの維持管理に関しては発展途上である国がほとんどでした。現在はそのような国々に、省力化かつ長寿命化が可能なコンクリート技術や製品の提供し、現地の人々が安全安心な暮らしに貢献したいと考えています。
鳥取大学の特徴として、特に親しみやすい雰囲気があります。私自身、大学生活で学生同士は勿論、先生方とも、とてもよい関係を築くことができました。また、この大学には興味ある限り学ぶ事ができる、幅広い環境があります。皆さんが、是非この大学で素敵な大学生活を過ごし、ご自身の夢を一つでも多く実現できる事を願っています。
将来の自分を探そう!!
藤本製薬株式会社
臨床開発部 勤務
- 氏名
- 齋木 美裕
- 出身高校
- 兵庫県立姫路東高等学校
- 卒業/修了等
- 2014年度 化学・生物応用工学専攻 修了
高校生へのメッセージ
皆さんは今、様々な期待と、夢と、そして少しの不安をかかえていることと思います。それは、将来に対する漠然とした不安ではないでしょうか。私は、皆さんのしたいこと、興味のあることが、今は漠然としたもので構わないと思っています。なぜなら鳥取大学では本当に広い分野の様々な講義を受講することができ、皆さんがしたいことの答えを大学生活の中で見つけることができるからです。
現在私は製薬企業で治験に携わる業務をしています。病院へ訪問し、省令や遵守項目に則って治験が実施されているか確認したり、治験で用いる薬剤の過去の試験データや情報をまとめた概要書を作成したりしています。大学院の頃はパーキンソン病の原因タンパク質の研究をしており、パーキンソン病薬を扱っている現在の会社に入社しました。
同じ学科では、他に食品メーカーや化学品メーカーなどに就職した同級生もいて、学生生活の中でたくさんの可能性を見つけることができたのだと改めて感じます。
皆さんもぜひ、自分の未知の可能性を鳥取大学で見つけてみてくださいね。
大学での様々な経験を活かし、ママMR頑張ります
千寿製薬株式会社
医薬マーケティング本部 中国グループ 勤務
- 氏名
- 平尾 なつみ
- 出身高校
- 島根県立松江北高等学校
- 卒業/修了等
- 2009年度 化学・生物応用工学専攻 修了
高校生へのメッセージ
私は眼科用剤のMRとして目薬などの営業をしています。営業先は病院や薬局で、薬のPRなどを行います。薬を新規採用頂けた時、そして何よりその薬で患者様が良くなったと教えて頂いた時にやりがいを感じます。
鳥取大学では、部活動、アルバイト、大学院での研究など多くの経験を得ました。鳥取大学には、みなさんが想像する以上に様々な経験ができる環境があります。
みなさんも多くの事にチャレンジして、充実したキャンパスライフを!
自分は将来何を実現したいのか考え続けて欲しい
名古屋大学
大学院理学研究科 勤務
- 氏名
- 松井 公佑
- 出身高校
- 京都共栄学園高等学校
- 卒業/修了等
- 2008年度 物質工学科 卒業
高校生へのメッセージ
私は現在、大学教員として、大学・大学院生の学生さんと共に研究活動を行っています。大学で学んだことが直接生かせる仕事ですし、何よりも、自分が信じて仕事した内容が、将来の工業や化学の発展に役立っています。様々な方と交流・協力しながら、苦労して世界初の発見にこぎつけ、その喜びを共有できる点が仕事の魅力です。大学生活を通して、自分の興味・才能を発掘し、様々な成功体験を通し、人生をかけて実現するライフワークを是非見つけて下さい。