鳥取大学工学部 鳥取大学大学院工学研究科/工学専攻 Faculty and Graduate School / Department of Engineering Tottori University

体験記 - 磯山 涼太

持続性社会創生科学研究科 工学専攻 2年

氏名
磯山 涼太
配属先研究室
Microinstrumentation Laboratory
研究テーマ
Development of Printed-Circuit-Board Based Microfluidics Device
留学期間
平成29年8月21日~10月20日 (60日間)

カナダのバンクーバー近くのバーナビーに位置するサイモンフレーザー大学(SFU)で、研究インターン生として2ヶ月のインターンを経験しました。現在、私は鳥取大学でMEMS(Micro Electro Mechanical System)という半導体回路集積化技術を応用したデバイスを研究している研究室に所属しています。今回のインターンでは、このMEMS関連の研究を行なっている研究室に派遣され、研究を行なっていました。

まず、この2ヶ月の研究インターンを終えての率直な感想を言うと、“研究という目的で何かを成し遂げるには、非常に短い期間だった。”ということです。もちろん、インターンの目的やそこまでの計画などはその人それぞれなので、一概には言えないですが、「海外大学での生活(英語での生活)」&「研究活動」の両方を加味すると、2ヶ月で英語力や研究成果を自分の満足いくまでの水準にもっていくのは難しいと思います。私自身も大学での生活に慣れるまで苦労しました。そもそも今回の留学が決定したのが、留学助成金などの都合もあり直前になってしまったため、留学前から少しバタバタで、日本を発つ前に民泊サイト(airbnb)で1週間程度の宿をおさえ、現地に着いてからホームステイ先を探しました。また大学の人たちは話すスピードが早く、専門用語も出てくるので、その理解にも苦労しました。

ただプログラムに参加して良かったことも多くあります。
一つは、海外大学の研究環境に触れ、就職も含め今後の視野が広がったことです。大学内はもちろん、派遣された研究室では国籍や役職などバックグラウンドの違う人たちが同じ目線でディスカッションを行い、研究を進めていました。このような環境に置かれて、“英語というツールを持っているだけで、活躍できる領域がこんなにも広がるのか。”ということを改めて感じました。英語に対する苦手意識もなくなりましたし、将来英語を使える機会のある環境で仕事をしたいと考え、現在の就職先も選びました。

もう一つは、慣れない環境でも自ら意見を主張し、積極的に行動する自信がついたことです。先ほどバックグラウンドが違えどいろんな人が活躍できると書きましたが、これはただ英語を使える使えないという話だけでなく、向こうの大学の人は日本から年下修士1年の留学生が来たからといって、すごい気を使ってくれたり、過干渉してくることはほとんどありませんでした(所属研究室はPh.D.やM2の学生ばかりでした)。良い意味で、過保護なことは無いですし、あくまでも対等な立場として議論してくれて意見も聞いてくれます。このような環境は非常に魅力的だなと感じましたし、日本とは違う感覚なのかなと私は感じました。そして、何事も自分から発言しないとチャンスを逃すばかりなので、英語が完璧ではなくても物怖じせずアピールできる自信も身についた気がします。

2ヶ月という期間で、時間が許せばもっと長い期間行きたかったなぁとか、留学前の準備はちゃんとしないとなとか、反省や後悔は少しありますが、全体を通して確実に自分にとってプラスの経験になったと思います。

ここまで大学のことばかりでしたが、休日は観光などにいくことができ、海が近く自然も多いカナダの街を満喫できました。ある時は陸で国境を超え、シアトルにも行きました。バンクーバーから夜行バス13時間かけて行ったカナディアンロッキーは圧倒される景色ばかりで感動したのを今でも覚えています。

以上が私の体験談ですが、今後もこの経験を大切にして努力していこうと考えていますし、また将来海外も視野に入れた幅広い視点で学業や仕事をできればなと思っています。

定期ミーティング終わり(SFU内のパブにて)
レイクルイーズ,カナディアンロッキー
バンクーバーの街並み
ステイ先のファミリーとの写真