工学部育英基金
鳥取大学「工学部育英基金」募金趣意書
鳥取大学工学部は昭和40年(1965年)4月に山陰地方初の工学部として創立され、平成27年(2015年)に創立50周年を迎えました。この半世紀の間、鳥取大学工学部の教育・研究に対し、温かいご理解とご支援を賜り、深く感謝申し上げます。
私たちは、これまでの半世紀にわたる研究実績のもと教育・研究の発展・充実に努め、次の50年先には、さらに進化した鳥取大学工学部として創立100周年を迎える所存でございます。研究面では、次世代の多様な社会ニーズへの対応に向けた新たな学術分野として、医工学、農工学、地域工学などの融合型研究を展開し、多くの世界的な研究成果を創出することにより産業界の発展に貢献してまいります。また、教育面では、今後とも技術者養成教育の量と質の向上化を図るとともに、鳥取大学工学部から次の世代を担う、世界で活躍できるグローバルマインドを持った優秀な工学系人材の輩出を継続的に実践遂行することを目標に邁進する所存でございます。
現在、鳥取大学では国外の大学における短期語学研修や長期の海外研修派遣、さらには数ヶ月~1年の研究研修プログラムといった海外派遣制度を設け、グローバル教育の機会を学生に提供してきています。工学部の学生の参加人数は年々増加してきていますが、それでも奨学制度の制限から年間で40名程度が現状であります。これらの海外派遣制度は全ての学生に参加機会が与えられるべきものですが、公的機関からの奨学制度には限界があり、この度の創立50周年記念事業として、皆様からの募金により「工学部育英基金」を設立しましたが、今後、さらにグローバル教育として海外派遣のための経済的支援を鳥取大学工学部の学生に提供するため、引き続き募金事業を進めてまいります。
関係の皆様におかれましては、厳しい経済状況の折り誠に恐縮に存じますが、「工学部育英基金」の趣旨をご理解、ご賛同いただき、格別のご支援とご協力を賜りますよう、衷心よりお願い申し上げます。
平成28年4月吉日
鳥取大学工学部長/大学院工学研究科長
河田康志
募金の名称 | 「鳥取大学工学部育英基金」 |
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募金額 |
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顕彰 | ご寄附を賜りました方は、芳名録を作成し末永くとどめさせていただきますとともに、ご承諾をいただければホームページにご芳名、法人名等を掲載、また、ご寄附の額に応じて次の顕彰をさせていただきます。
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募集期間 | 平成28年4月 ~ 随時受付しております。 |
募金方法、税制上の優遇措置を含めて、鳥取大学工学部育英基金事業募金要項に掲載しています。是非一度、ご覧下さいますようお願い申し上げます。