2023年一級建築士試験に持続性社会創生科学研究科工学専攻社会システム土木系コース2年生が在学中合格の快挙達成
2023年12月25日(月)、2023年度一級建築士試験の合格発表があり、一次試験(7月学科)、二次試験(9月製図)を経て、大学院持続性社会創生科学研究科工学専攻社会システム土木系コース2年生の佐々木三希さんが、見事、在学中合格の快挙を達成しました。
社会システム土木系学科土木工学プログラム卒業生(2023年3月卒業)の日高一さん(鹿島建設株式会社勤務)、吉本愛望さん(大成建設株式会社勤務)が、見事、ストレート合格しました。新木廉さん(三井ホーム株式会社勤務)を含む3名の卒業生(一条工務店,美保テクノス勤務)も合格し、今年度は合計6名の合格となりました。
今年度の総合合格率は、9.9%(昨年度と同比)でした。佐々木三希さんは、修士論文をまとめるかたわらで、資格取得に向けた勉強(一級建築士試験合格するために必要な勉強時間は学科で約1000時間)を重ね、在学中合格につなげました。また卒業生も大手建設会社等の現場管理に従事しながら、時間をやり繰りしての勉強を重ねて合格を勝ち取りました。佐々木三希さんや卒業生の頑張りは、今後の後輩への大きな励みとなることでしょう。
一級建築士試験は、建築学の専門的な知識や実務経験等の受験資格が必要とされている国家資格です。一方、建築士法の一部改正(2018.12.8可決)により、2020年度試験から、大学で指定科目を修めて卒業すれば、直ちに一級建築士を受験できるようになり、受験資格の要件とされていた実務経験は、免許の登録要件となりました。そのため、鳥取大学工学部社会システム土木系学科土木工学プログラムで、指定の科目(一部の科目は卒業要件外)を修得し卒業すれば、直ちに一級建築士試験や二級建築士試験を受験でき、合格後実務経験2年で一級建築士に、実務経験0年で二級建築士に登録できます。