鳥取大学工学部 鳥取大学大学院工学研究科/工学専攻 Faculty and Graduate School / Department of Engineering Tottori University

工学研究科博士後期課程が新しく生まれ変わります(2022年度設置構想中)

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1.これまでの4専攻を1専攻に統合します

全世界的に変化が激しい時代に突入しています。このため、直面した課題を解決することにとどまらず、新たな価値を創造し、社会に働きかけていくことが重要になっています.この背景のもとでは、個々の技術者についても、これまでに得られた知を深めるだけではなく、新たな知を積極的に探索していくことが求められます.そのためには、従来の専門の分野のみならず、分野を横断・融合した学びが必要になります。鳥取大学工学研究科では、従来の4専攻を改め、1専攻に再編し、新たな体制で教育研究を進めていきます。

2.新たな工学研究科の理念、目的、目標

近年の技術革新や産業・社会・経済構造の急激な変化に伴う社会からの要請は、スマート社会を実現するための技術の開発と実装、人口減少や少子高齢化などの地域課題の解決や価値の創出、新たなビジネスやプロジェクトの展開など、多岐に渡っています。これらに応えていくために、「人としての理想を求める工学の追及とそのプロセス、成果に基づく技術者・研究者の育成」を工学研究科の理念とします。このもとで、「工学分野の高度な専門分野の研究能力と異分野にまたがる豊かな知識を有し、自立して研究活動を行う能力、社会に働きかけていく能力、創造力を有する技術者・研究者を養成すること」を目的とします。以上の目的を踏まえ、以下の教育目標を実践します。

  • 工学分野の高度な知識に加えて、学際的・融合的な活動、持続的な社会の創造、科学・技術の進展に貢献できる積極性、創造性豊かな技術者・研究者の養成
  • 従来の専門分野にとらわれず、総合的かつ学際的立場から、高度な専門分野の研究能力と基礎学力を有し、他者と協働しつつ自立した研究活動を行う能力の養成
  • 最前線の研究や現場に触れつつ、学術の探求のみならず課題の発見や解決、新たな価値を創造する能力を涵養するとともに、これらを活用して社会に貢献する活動を先導できる能力の養成

3.対象とする領域

情報社会システム、資源・エネルギー、先端科学技術という3つの専門領域を核とした人材育成を行います。

情報社会システム

情報工学と社会システム工学による文理融合的な領域であり、機械学習、数理工学の技術開発を担いつつ、社会的イノベーションによる新たな社会のシステム、サービスを創造するとともに、それらのマネジメントを工学的な観点から企画・実践するための領域です。

資源・エネルギー

化学と生命科学に基礎をおいて物質・材料創製、未利用資源活用、次世代の医療関連技術およびエネルギー変換・貯蔵技術の開発による資源・エネルギーのイノベーションを目指し、基礎から事業化にわたる学際的な活動を通じて低炭素社会、循環型社会、健康寿命、持続的エネルギーに資する領域です。

先端科学技術

工学における先端的な科学技術を象徴した領域であり、その要素を構成する機械、材料、ロボット、電気、電子、航空、医療機器などのハードウェアに関する技術開発を学際的に展開するとともに、技術的イノベーションを創造し、新たな製品やシステムの開発を担う領域です。

資源やエネルギーは生命や組織の存続にとっての前提条件であり、その上に、ものをはじめとするハードウェアが現代的な生活様式の基盤を形成しています。この基盤の上に、無形の財やサービスがシステムを通じて供給されることで、豊かで安心できる暮らしが成立します。これらの3つの領域はどの社会にとっても基幹的であり、これらの領域のイノベーションを主導できる人材の育成を通じて、持続可能な社会づくりに貢献していきます。

4.アドミッション/カリキュラム/ディプロマ・ポリシー

1)アドミッション・ポリシー

鳥取大学大学院工学研究科博士後期課程では、工学研究科で実施する入試により、次のような人を広く受け入れます。

  • 工学分野において自ら課題を発見し、解決するために必要となる基礎的な知識、技術を備えている人。
  • 学術的な探求を通じて課題の解決や価値の創造に積極的に取り組む意欲をもっている人。
  • 高度な専門性と豊かな創造性をもって社会に貢献しようとする人。

2)カリキュラム・ポリシー

鳥取大学大学院工学研究科(博士後期課程)では、本研究科(博士後期課程)の「学位授与の方針」に示す知識、技術、能力を学生が身に付けられるよう、次に掲げる方針のもと、教育課程を編成し実施します。

  • 工学分野の高度な知識、技術を習得させるとともに、データサイエンスならびに分野横断的な知識を習得できるように授業科目を配置します。
  • 協働によって事を進め、新たな価値を見出す能力を高めるための対話型・参加型の授業、社会実装や事業化を展開するための授業を取り入れます。
  • 国際的な情報収集能力や、課題を発見・解決する能力、科学的に説明する能力を向上させ、自立して創造的な研究活動を行う能力を習得できるように、特別研究等の科目を配置します。
  • 予め明示した成績評価基準に基づき、厳格な学習評価を行い、所定の評価基準に基づいて博士論文の審査及び試験を適切に実施します。
  • 学生の学修成果等をもとに、教育課程を検証します。

3)ディプロマ・ポリシー

鳥取大学大学院工学研究科(博士後期課程)は、人類の福祉と社会の発展に貢献するため、工学分野の高度な専門分野の研究能力と異分野にまたがる豊かな知識を有し、自立して研究活動を行う能力、社会に働きかけていく能力、創造力を有する技術者・研究者を養成することを目的としています。この目的に沿った教育課程を修め所定の単位を修得するか、または同等以上の能力を有し、博士論文の審査および試験に合格し、次の項目を満たした学生に対して、博士(工学)を授与します。

  • 学位論文が新規性、独創性、学術的な波及効果または社会貢献性を有している。
  • 高度な専門性を必要とする職業を担うための知識や技術、それらを踏まえた客観的な観点から説明する能力、自立した研究活動を行う能力を身に付けている。
  • 科学技術と社会に対する高い倫理観、データサイエンスならびに専門分野に関連する幅広い教養を持ち、他者との協働を通じて課題の解決ならびに新たな価値の創造に先導的な役割を担うことができる。
大学院チラシ 企業向け

入学や就学支援の仕組み(社会人学生を含む)に関しては、計画が固まり次第、順次お知らせします。