鳥取大学工学部 鳥取大学大学院工学研究科/工学専攻 Faculty and Graduate School / Department of Engineering Tottori University

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松浦和則教授が平成27年度日本化学会学術賞を受賞

 平成28年3月26日に、工学研究科 化学・生物応用工学専攻の松浦和則教授が、平成27年度日本化学会「学術賞」を受賞しました。受賞題目は、「生体分子認識に基づいた機能性バイオマテリアルの創成」です。

 日本化学会は会員数約3万名の学会であり、「学術賞」は、化学の基礎または応用のそれぞれの分野において先導的・開拓的な研究業績をあげた者で、優れた業績をあげた日本化学会会員に授与されるものです。松浦教授は、DNAやペプチド・糖鎖の分子認識を利用して、独自の発想により、従来に無い生体分子からなる機能性ナノ材料を創製してきました。その研究成果が先導的かつ独創性の高いものであり、国際的にも高く評価されていることから、学術賞に値するものと審査委員会で認められました。

 授賞式・受賞講演は日本化学会第96春季年会会期中に同志社大学にて行なわれました。なお、日本化学会の学術賞は、昭和58年度から始まりましたが、本学からの受賞は今回が初の快挙となりました。

 

【参考】日本化学会 平成27年度各賞受賞者

http://www.chemistry.or.jp/news/information/27-11.html

 

写真1

榊原定征 日本化学会会長・経団連会長(右)と松浦教授(左)

 

写真2

表彰盾