大学院学生に対する「研究倫理教育」及び「コンプライアンス教育」の実施について
平成28年2月
大学院在学の皆さんへ
理事・副学長(教育担当、国際担当)
中島 廣光
研究倫理教育等の実施について
文部科学省が平成26年に決定した「研究活動における不正行為への対応等に関するガイドライン」では、従来、研究活動における不正行為への対応が研究者個人の責任に委ねられていた側面が強かったことを踏まえ、今後は、大学等の研究機関が責任を持って不正行為の防止に関わることにより、対応を強化するよう見直しされました。
これを受け、本学でも、すでに研究に関わる教員をはじめ、事務職員についても研究倫理教育やコンプライアンス教育の一環として、CITIJapan のプログラムの受講を義務付けしています。
学生も例外でなく、特に研究に深く関わる大学院生のみなさんは、文部科学省のガイドラインでも必須とされていますので、研究倫理教育の必要性を理解いただき、可能な方から受講いただきますようよろしくお願いします。
なお、受講にあたり次の点についてご注意願います。
1.受講対象者
本学大学院に在籍する学生全員(休学者を除く。)を対象としています。
ただし、すでに他機関等で受講されている方については、対象とならない場合があります。
2.受講のプログラム
CITIJapan のプログラム中、次の5つの科目(単元)を必須としています。
ただし、農学研究科については、「公的研究費の扱い」を選択としています。また、連合農学研究科では、5単元に加え、「責任ある研究行為について」「共同研究のルール」の2単元を受講することにしています。
(受講科目)
「研究における不正行為」「データの扱い」「オーサーシップ」
「盗用」「公的研究費の取り扱い」
3.受講有効期間
受講修了後、受講年度を含めて5年間を有効期間としますので、期間満了前年度に更新受講してください。
4.受講の方法
受講方法は、「CITIJapan プログラムの受講方法について」(PDF、1.1M) により確認してください。(受講に必要な ID 及び password は別途配布します。)
5.問合せ先
各学部教務係(連合農学研究科は学務係)