鳥大防災Lab.が「ぼうさい甲子園 2024」にてフロンティア賞を受賞しました
鳥取大学防災サークル「鳥大防災 Lab.(顧問:工学部 黒岩教授)」が、このたび全国規模で防災教育や防災活動を推進する優れた団体を表彰する「令和6年度 1.17 防災未来賞ぼうさい甲子園(主催:兵庫県、毎日新聞社、ひょうご震災記念 21 世紀研究機構)」においてフロンティア賞を受賞しました。
本賞は過去に応募がなかった地域・分野での先進的な取り組みや初応募の優れた活動に対して授与されるもので、鳥取県内の団体が受賞するのは初めてとなります。
【活動テーマ名】
地域と未来を繋ぐ:体験型ワークで広げる多世代への防災啓発活動
【活動紹介】
鳥大防災 Lab.は 2019 年に鳥取大学の学生及び教職員によって結成され、地域企業や自主防災組織と連携しながら防災意識の啓発を目的に活動するサークルです。
主な活動内容として①各種防災教育ワークショップや講座の実施、②鳥取県版HUG体験会の企画及び講習会の支援、③メンバーの防災知識の向上を目的とした自己研磨、④他大学との情報交換及び共同活動を通じた交流、の4つが挙げられます。具体的には防災ボトル作りや避難袋の中身作り、新聞紙スリッパ・食器作り、防災ポンチョ作りといった体験型ワークショップを展開し、地元ラジオへの出演、鳥取県出前県議会への登壇、防災お話会の講師としての活動、さらに土木学会中国支部でも活動事例発表を行いました。
園児から高齢者まで一緒に参加可能なプログラムを考案するなど多世代を対象とした防災啓発活動に取り組み、「家族全員で防災について話し合うきっかけとなった」といった声を多くいただきました。
今回の受賞を契機として活動をさらに広げ、地域や全国の防災団体との連携を強化し、地域の防災意識向上に努めてまいります。